経済的自由への道blog

「収入」「支出」「資産運用」をテーマに経済的自由を目指しているブログです。

『分散投資』は投資ではない!分散投資は資産を守るためのもの。

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今日は「分散投資」について書いていきたいと思います。

 

昨今の株価大暴落相場で分散投資が再度注目を集めていますが、何銘柄に分散して投資しようが「市場リスク」は回避できません。

 

また日本株と米国株に分散してもグローバル化した現在では連動した動きになります。

 

日本株も米国株そして英国株も20%超の下落ですので、分散投資のリスク低減にはなっていません。

 

では、分散投資とは何なのか?について書かれている本が有りましたので紹介します。

 

伊藤邦夫著「年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち」です。

 

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上記の本は「人生におけるお金に対する考え方」について書かれている良書です。

 

本の詳細・書評はまた別途ご紹介したいと思いますが「分散投資」についての考え方を今回は書いていきます。

 

分散投資は投資ではない

分散投資は資産を守るためのもの

「複数の卵を1つのかごに入れるな」投資を始めるときに分散投資の重要性を説いた言葉です。

 

1つのかごが壊れると全ての卵が割れるので複数のかごを持ちましょう。

投資も1つに手中投資するのでは無く色々複数にわけて投資しましょう。

といった説明です。

 

「もっともらしい理論ですが、はっきり言って、この理論はウソです」と本書ではハッキリと書いています。

「分散投資は資産家がお金を守るための考え方で、資産を増やすための考え方ではない」とも書かれています。

 

分散投資とは何十億、何百億と資産を持つ資産家が50~100年という長期資産保全を考えた時に戦争やクーデター、災害、資産没収が起きるリスクに備えた考え方です。

だから世界各国に資産を分散させて、預金、不動産、コモディティ(商品)などに投資し一族の資産を守るのです。

 

 

 

ウォーレン・バフェットの言葉

世界一の投資家ウォーレン・バフェットは「投資の分散は、無知に対する防御にしかならない」と言っています。

 

ウォーレン・バフェットが経営する「バークシャー・ハサウェイ」は一時期たった3銘柄(コカ・コーラ、放送局、保険会社)で投資先全体の85%を占めていました。

バークシャー・ハサウェイは「集中投資」で有名です。

 

またウォーレン・バフェットは奥さんに「私が死んだあとは米国全ての銘柄(S&P500)に投資しなさい」と言っています。

これは奥さんが投資に関する知識を持ち合わせていないから、防御的に言った言葉だと考えられます。

 

分散投資はファンドマネージャー職を守るためにある言葉

証券会社は投資信託を販売するために「分散投資」を好んで使います。

 

「あなたは株式を選ぶプロではありませんよね。プロが複数の銘柄を選んで運用するので効率的に資産を着実に増やすことが出来ます」

このようなセールストークで分散投資を進めて投資信託を販売しています。

 

まとめ

正直、現在の主流な投資スタンス「分散投資」を真っ向から否定する過激な内容です。

しかし考えると確かにその通りと思わせられました。

 

あなたが超大金持ちで現在の資産を守る側でしたら分散投資が重要です。

 

しかし私を含め脆弱な個人投資家が資産を増やそうとして分散投資をしても大した結果はついてきません。

「大きく増やすことは無いかもしれないが、大きく減らすこともない」のが分散投資です。

 

また分散投資とは日本株と米国株に分けることでも無く、まして日本株の中でセクター分けでも有りません。

先に書いたようにグローバル化した現代では米国株が下がれば日本株も下がります。

セクター分けも銘柄固有のリスクは分散できても市場リスク(市場全体の動きに連動するリスク)は回避できません。

 

私は資産を大きく増やしたいと考えていますので、分散投資では意味がないことになります。

あなたが年率数%でも資産が増えればいい、減らすことは避けたいと考えているのならば分散投資を薦めます。

 

なお、本書ではリスクについての考え方をはじめ「お金持ちと貧乏人を分ける5つの資質」についても書かれています。

宜しければ一度読んでみてください。

少し古く初版は2013年ですので、書店には無いかもしれません。

 

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本日も最後まで読んで頂き有難うございます。

 

また不労所得についてよく分かる動画はこちらです。

 

www.economic-freedom02.com