昔は常識だったけど、医学的・科学的技術の進歩で今では非常識になったことをまとめました。
1)うさぎ跳び
ウサギ跳びとは、膝を深く曲げてしゃがんだ姿勢(手を後ろに組むことが多い)のまま、主に足首の曲げ伸ばしで跳躍を繰り返すトレーニング法。
(昔)
下腿を重点的に鍛えるという発想。
スポーツ部をはじめ体育会系の罰則的な意味合いで行われることも多かった。
(今)
トレーニングとしての効果は期待できず、むしろ膝や足首の関節や筋肉を傷めるスポーツ障害や成長障害を引き起こす可能性が高い。
(ちょっと一言)
野球を題材にした国民的アニメ「タッチ」で上杉達也がバーベルを担いで「うさぎ跳び」をするシーンがあった。無理。
2)ラグビー、命のヤカン
1990年代までラグビーでよく見られた光景。脳震盪で倒れた選手にヤカンの水をかけ目を覚まさせ、試合を続行させる行為。
(昔)
以前は選手交代は怪我でプレー続行不可能と判断された場合にのみ可能だった。
したがって脳震盪を起こしても水を掛けられ意識を戻せばプレー続行していた。
(今)
現在は選手の安全面を考慮し、頭を打って倒れた選手は一旦グランドを出てドクターチェックを受けます。その間プレーは代わりの選手によって続行されます。
(ちょっと一言)
大人気ドラマ「スクールウォーズ」でも普通に魔法のヤカンのシーンが出てきていた。
3)部活中は水を飲むな
部活中はどんなに喉が渇いても水を飲んではいけない
(昔)
根拠はないが水を飲むことは体を鍛えられないし、休憩してもいけない。
監督やコーチの命令は絶対で根性があれば出来るという無茶苦茶な考え。
徴兵があった時代に戦場で水が飲めない時を想定した訓練から派生したとも。
(今)
熱中症対策で水分不足は命の危険に関わる事が認識された。
脱水そのものが運動のパフォーマンスを下げることに繋がり、現在では部活中に水を飲むことを推奨。
(ちょっと一言)
プロ野球選手清原選手はPL学園時代に隠れてトイレで水を飲んでいたと語っていた。
4)電車の中でもタバコOK
(昔)
普通列車等で列車の中に灰皿に設置されていて、喫煙可能だった。
(今)
受動喫煙防止法の成立で電車どころか駅構内、商業施設内でも禁煙となった。
タバコを吸える場所を探す方が難しくなった。
(ちょっと一言)
昔のTVや雑誌等でも普通にCM、広告が出ていた。
最近はタバコを吸ってるシーンすら、ほとんど無い。
その他にセクハラ、パワハラ、コンプライアンスなど色々増えた言葉もあります。
また気づいたら追記しています。
その他皆さん有ればコメントお願いします。
今日はちょっと趣向の違う記事を書いてみました。