本日は、2022年8月時点豪ドル円トラリピ設定の状況と確定利益を紹介します。
前回豪ドルのトラリピ状況を紹介したのが、2021年4月。
そこから為替相場は大きく動きました。
前回紹介時は理想のトラリピ設定とはかなりかけ離れていましたが、さて現時点ではどのようになっているのか?
確定利益は出ているのか?
そのあたりを紹介します。
2021年4月時点の豪ドル円トラリピ設定
損切ラインを55円として、
100~90円区間を0.25円間隔
90~83円区間を0.5円間隔
83~60円区間を1.0円間隔
で運用していました。
これは、証拠金から55円まで耐えれるように設定した結果です。
本来ならば全て同一間隔で設定、もしくは「コアゾーン」とよばれるリピートが多く望める中央付近を間隔を狭めて設定できるのが一番望ましい状態です。
参考に目指している理想設定は下記になります。
損切ラインを55円で同じとして、
100~60円までの全区間を0.5円間隔で設定するのが理想です。
必要証拠金は約225万円となります。
2022年8月時点の豪ドル円トラリピ設定
上記が2022年8月時点でのトラリピ設定です。
100~95円区間を0.25円間隔
95~60円区間を0.5円間隔
前回2021年4月時点と比べるとダイブすっきりして、理想形に近づいたのでは無いでしょうか。
95~90円で0.25円間隔で持っていたポジションが、今年に入っての円安で決済することが出来たのが大きかったです。
また決済に伴って利益確定もでき、証拠金に余裕がでたので、83~60円区間にも0.5円間隔で設定できるようになりました。
このまま一気に100円まで上昇してくれれば残りの欲張って設定してしまった0.25円間隔の高値ポジションも解消できたのですが。
2022年1月~8月の豪ドル円相場
上記が2022年1月から8月の豪ドル円日足チャートです。
年始約84円付近からスタートし、1月下旬に今年の最安値80.3円付近をつけました。
2月に年初価格付近まで値を戻したのちに、3月から爆上げです。
米国の利上げ及び豪ドルの利上げが影響しました。
4月に95.7円、6月に今年最高値96.8円を着けて8月6日時点では少し下げて93.3円付近で取引されています。
2022年1月~8月の確定利益
2022年1月~8月の豪ドル円トラリピの確定利益は
決済回数 80回
売買損益 +112,171円
スワップ損益 +228,174円
合計損益 +340,345円
実に概ね半年で利益率10%以上の大幅利確です。
3月以降の上昇相場で決済回数が増えたのも要因ですが、一番は過去の遺物である高値でのポジションが整理できスワップポイントを確定利益と出来たのが大きかったです。
ひと昔前は豪ドルといえば、高金利通貨でスワップ狙いの代名詞的な通貨だったのですが、今となっては米ドル以下の金利です。
本当のここ最近は豪ドルも利上げでスワップポイントも復活しつつあります。
いかんせん、スワップも含めて何年も放置していたポジションが解消できたのが良かったです。
今後の方向性とまとめ
では、今後豪ドル円の方向性はどうなんでしょうか。
チャートを見る限りでは、前回の高値ブレークに失敗したので目先は下方向に思われます。
一方で金利は豪ドルは上げ一辺倒では無い見方がありますが、急に利下げに転ずるとは考えにくく、日本円の利上げも無いように考えます。
また米ドル円相場がプラザ合意以降の長きに渡ってのドル安円高相場が139円まで上昇したことで終わったとの見方もできそうです。
もしかしたら、ある程度の変動幅はあるが超長期的にみるとこれからは円安相場が長く続くかもしれません。
このあたりの考察は別の記事で書きます。
ですので、目先は下方向ながらも長期的には、もう一段上昇の豪ドル高円安に向かうのではないかと考えています。
今日は久しぶりの豪ドル円トラリピについて書きました。
正直利益は出ていますが、ここ数年の損切に比べれはまだまだです。
もう一段の上昇を期待!!
ではこのへんで。
今日も当ブログを訪れていただきありがとうございました。