経済的自由への道blog

「収入」「支出」「資産運用」をテーマに経済的自由を目指しているブログです。

日経平均、S&P500下落で不安になるのは、あなたが今までに経験していないだけ

皆さんお元気ですか?

私はボロボロです。。。

 

すいません。ボロボロとは言い過ぎですね。

少し盛りました。

 

本業の仕事が急激に忙しくなり、体力的にも精神的にもちょとしんどい状況に突入しています。

3月は年度末である程度予想はしていたんですが。

 

昨日も土曜日なのに仕事をしていましたので、ブログ更新できず。

 

さてさてここ最近日経平均株価、S&P500ともにしっかりと下落しました。

そのあたりの心構えと言いますか、心配されている方に向けて記事を書いていきます。

 

 

日経平均株価、S&P500年初来下落率

まずはそれぞれのチャートを見てみましょう。

日経平均株価

2024年終値 39,894円

2025年最高値 40,288円

2025年最安値 35,987円

下落率 2024年終値から▲9.8% 2025年最高値から▲10.7%

 

S&P500

2024年終値 5881pt

2025年最高値 6147pt

2025年最安値 5504pt

下落率 2024年終値から▲6.4% 2025年最高値から▲10.5%

 

日経平均もS&P500も2025年最高値から10%超の下落です。

 

不安になるのはあなたが経験したことがないから

直近の日経平均で大きな下落は2024年7~8月にかけてありました。

この時は約26%下落です。(S&P500の下落は約9%)

2024年が新NISA元年でした。

2024年度から投資を始めて日経平均(日本市場)に投資されている方は一度経験されていますが、全世界株式(いわゆるオルカン)やS&P500に投資している方は初めての下落幅かも知れません。

特にS&P500はここ数週間の下落が大きかったので不安になるのも分かります。

 

しかし過去の暴落で30~50%下落は数回あり、世界恐慌では約83%の下落もしています。

ですので、「10%ぐらいは頻繁に起こります!」と伝えたところで、あまりに響かないかもしれません。

それは経験したことが無いからです。

 

どんなに勉強しても、どんなに想像力を膨らませても、直接体験した人と同じ恐怖、不安は体験できない。

実際にその出来事を体験し、その影響を肌で感じなければ、行動が変わるほど理解するのは難しいのだ

これは『サイコロジー・オブ・マネー』というお金の心理学、投資の本に出てくる一文です。

 

直近でいえば2000年のITバブル崩壊、2007年のリーマンショック、2020年のコロナショックを経験している人は、今回の下落率ぐらいではあまり気にしていないかも知れません。

レバレッジをかけて全資産に影響ある場合は別ですが。

 

ですので初めての出来事に恐怖、不安を感じるのは至って当たり前のことです。

振り返ればあの時の不安に比べればと思う時がきます。

(今回の下落が一過性であるとは分かりませんが、あくまで現時点ではということです)

 

 

まとめ

今回の株価下落で不安を感じているのは初めての経験から来るもので、いたって普通です。

コロナショックは誰もが経験したことの無いウィルスとの闘いだったので不安と恐怖が膨れ上がりました。

しかしコロナを経験した人は、それでも人類は乗り越えられると思うでしょう。

不安や恐怖を取り除くことは出来ないかも知れませんが、過去の下落などと比べる、下落の原因を考えるなど冷静な判断を心がけてください。

特に長期投資目的で始めた方は目的と選んだ理由を思い返して。

 

今回引用した本