「投資でメンタルは重要です」
「まずはメンタルを鍛えましょう」
投資をしている人は、本やWEBで何度も聞いているでしょう。
今日は私が「投資のメンタル(心理学)」について書かれている本を読んで、最後に辿り着いた答えを紹介します。
参考にした本
~勝つトレーダーの自己コントロール術~
この本の辿り着いた最終的な答え
「システムトレード」をしましょう!
※最後のあとがきに「システムトレードが有効な方法」と書かれています。
えっ?結局、最後はそれ?
私の正直な印象です。
以上!
では有りません。
これでは、本の筆者に失礼なので、私がこの本に辿り着いた経緯と、
本の内容を紹介します。
マンガ投資の心理学に辿り着いた経緯
私は最近短期トレードを頻繁に行っています。
ちなみに長期トレードは一定の答えが出たので、値動きを気にするなく、淡々と投資しています。
短期トレードは勝ち負けが頻繁にやってくるので、その度に一喜一憂して熱くなってトレードしていては、勝ち続けることなど出来ないのは十分理解していたつもりでした。
しかし、連敗が続くとやっぱりイライラします。
熱くなって次は逆方向にエントリーしたり、どうでもいいや!てな感じで投げやりになったりもします。
最悪は負けた分を一気に取り返そうとしてロットを増やして勝負に出たりしてしまいます。
そんな感じでは資産は減っていくのは当たり前です。
そこで短期のトレード手法ではなく、まずは「メンタル(心理)」を勉強する必要があると思い、参考になる本を探しました。
そしてマンガ 投資の心理学に辿り着きました。
この本を選んだ理由は
①まずは漫画で勉強できる。
②kindle unlimitedで無料で読める。
上記2点で「無料」だったので気軽に読み始めました。
本の内容紹介
本書の目的は投資家ー人間であれば誰もが陥りがちな思考と行動パターンを紹介し、今後の投資に役立てていただくこと。
なぜ投資に心理学が重要なのか?
「人間の認知」
80%以上の人が「自分はトレードがうまい」とおもっているそうです。
自分を平均以上だと考える事によって(認知)、それを維持するために、自分の都合の良い情報だけを選択することがある。
人間には「悪い事は周りのせいで良い事は自分の力だ」と考える傾向がある。
人間には自我(エゴ)があり「自分は平均以下だ」と思った瞬間に、その自我が崩れてしまう。
それは人間としては当然の反応であって、私たちは子どもの時から、そのようにして周りの環境から自分を守っている。
損をした時「優秀な自分」という前提が崩れます。
そして「認知不協和」といって「優秀な自分」という前提と、実際(損失)にズレが生じる。
そのズレに耐えることが出来ず、損失の原因を自分以外のものに求める。
損失をいつまでも何かのせいにしていては、トレードの改善はできません。
つまり自分のトレードを改善するためには、自らの心理を理解しどんな損失も自分のせいだと受け入れる姿勢が必要
冷静な目で自分のトレードを反省すれば、その損失を次のトレードに生かす事が出来る。
「トレードは自分の心理との闘い」
トレードにおいて最も重要なルール「損小利大」を実行するには、自らの「心理」を確認する必要がある。
上記内容がプロローグで書かれていた主な内容です。
プロローグに続いて、さまざまなケースでの心理が漫画で描かれています。
例えば「幸運は不幸のはじまり」として、「勝ち負けをランダムに繰り返す」ことが中毒症状を引き起こすことが書かれています。
ギャンブルも相場も同じでどんな情報でも「たまには当たる」で勝ってしまう。
そしてそれを「ランダムの学習の罠」として検証することなく勝ったイメージが強く残ってしまう。
足元の損益ではなく長期的に有効と思われる売買ルールを継続していくことが重要。
他にもさまざまな場面での心理と対処方が書かれているので、投資の心理学としては参考になるものが多い本です
最後に
この本につづいてマーク・ダグラスの「ゾーン~勝つ相場心理学~」を読んでいます。
なおこの本もkindlie unlimitedで無料で読めます。
かなり重厚な本なので、読む時間がかかりますので、また出来れば紹介したいと思います。
今日も読んで頂き有難うございます。
本日紹介した本
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