皆さんの人生でお金の重要度は何番目でしょうか?
人によっては命の次って言う人もいれば、お金の悩みなんか大したことじゃないって言う人もいると思います。
漫画「賭博黙示録カイジ」で帝愛グループの幹部、利根川がいった
「金は命より重い・・・!」
って考える人も居るかもしれませんね。
それは極端な考えでしょうが、
でもやっぱり生きていくうえで「お金」は必要ですよね。
私もお金は欲しいですし、お金があれば家族に色々してあげられるし
もっと人生を楽しいものに変えられるなんて考えます。
重要度は違えどお金の悩みは尽きないです。
今回は「お金」に関する様々な本をよんで、共通するワードがあったので紹介します。
『バビロンの大富豪』より 第一の知恵「財布を太らせる」
有名な言葉で拍子抜けしたかも知れませんが、これが後に紹介する本にも出てきます。
つまり、「お金」に関する本を書いた人達に大きな影響を与えているのです。
「財布を太らせる」話は「バビロンの大富豪」の中で幾度となく登場するのですが第一話で書かれている「富豪の金貸し」の言葉が印象深かったので紹介します。
『わしが富を見つけたのは、稼いだものは、すべてその一部を自分のものとして取っておくことを心に決めた時だ。お前とて同じことができるはずだ』
『おまえは仕立て屋に支払いをしないのか。サンダル屋に支払いをしないのか。食べるものに金を使わないのか。金を使わずにバビロンで暮らせるというのか。先月稼いだもののうちどれくらい残っている。去年稼いだ金のうち、どのくらい残っているというのか。愚か者めが。おまえが支払いをしている相手は、すべて自分以外の人間だ。まだ分からぬのか。おまえは他人のために汗水たらして働いているのだ。食べ物と着るものをくれる主人のために働く奴隷と変わらぬのだよ。もしおまえが稼いだものの十分の一を取っておいたなら、はたして十年でどのくらいになっているのか分かっておるのか』
『富というのは一本の樹と同じく、小さな種から育つ。おまえが貯める最初の一枚の銅貨が種となって、お前の樹が育つのだ。種を植えるのが早いほど、樹は早く育つ。おまえがずっと貯め続けて、その樹に肥料と水をきちんとやれば、それだけ早くおまえがその木陰で満足感に浸れる日が来るのだ』
注:漫画バビロン大富豪の教えとは異なります。
『大富豪が教える「お金に好かれる5つの法則」』より
『まずは大家さんや服屋や飲み屋のためだけに働く“奴隷”から脱却して、「10分の1だけでも自分にあげる」つまり、10分の1を手元に残すようにしてください。』
『自分の為に残さないのは、自分のことを全然可愛がっていないのと同じだよ。とにかくこれが「お金に困らない」ための、そして「お金持ちになる」ための第一歩になるのです。』
『1000万円の貧乏人年収300万円のお金持』より
『当時はまだ20代でしたが、証券会社で朝から晩まで働き、自分の為にお金を稼いでいる気持ちになっていました。しかし私は、自分の住んでいるマンションの大家さん、居酒屋、スーパー、衣料品店、自動車メーカー、電機メーカーなどのために一生懸命働いていたのです。この本(バビロンの大富豪)を読んでから、私は自分自身の為に給料の一部をまず貯金するように習慣化しました』
まとめ
すこし古い本を3冊、紹介しましたが、いづれも「バビロンの大富豪」に影響された内容となっています。
お金の本で同じ内容を違う人物が書いていることから、
「金持ちへの第一歩は1割貯蓄」で間違いないでしょう。
もし、「お金持ち」へ関心があるのならば今回紹介した本の内一冊(特にバビロンの大富豪がおススメです)を読んでみては如何でしょうか。
この次の段階として「お金を増やす」や「お金を守る」といったステップに移ります。
それはまたの機会に紹介させていただきたいと思います。