トルコリラの下落が止まらない。
5月7日に14.6円近辺まで下落しました。
既に2018年8月に起きたトルコリラショック時を下回り過去最安値を更新しています。
5月8日SBI証券のHPに以下の注意喚起が出ていました。
トルコリラの相場変動に関するご注意
トルコの銀行監督当局が欧米有力複数行にリラの取引を禁止したとの報道等により、トルコリラは5/7に対ドルで過去最安値を更新しています。
今後のトルコ情勢次第では、トルコリラの価格が急激に変動する恐れがあり、お客さまの注文レートと約定レートにかい離(スリッページ)が発生する可能性や、注文が成立しない可能性があります。
また今後の進展によっては、スワップポイントが不安定となり、売りと買いの双方のポジションに対しスワップポイントがマイナスとなる場合や、トルコリラ/円の新規注文の取引制限、レバレッジ(証拠金率)の引き上げ等の措置を講じる場合もございますので、あらかじめご留意いただきますようお願い申し上げます。
【FXに関するご注意】
・価格が急激に変動する可能性
・スプレッド(売値と買値の価格差)が通常以上に大きくなる可能性
・お客さまの注文レートと約定レートのかい離(スリッページ)、または注文が成立しない可能性
いま一度、お客さまの口座状況、保有建玉(ポジション)、残高(有価証券/現金等)をご確認いただき、必要に応じ事前にご入金をしていただく等、お取引や資金/残高の管理には十分ご注意いただきますよう何卒お願い申し上げます。
(SBI証券HPより引用)
日本人に高金利で人気だったトルコリラでしたが、スワップポイントなんか比にならないぐらいの下落。
しかも「買い」でもスワップポイントがマイナスになる可能性があるみたいです。
(一部のFX業者では既にマイナスになったみたいです。)
世界中がコロナウイルスでリスクオフモードなので新興国は売られやすいです。
メキシコペソも南アフリカランドも下がっています。
コロナウイルス収束と共に高金利通貨も安定すれば良いのですが難しいでしょうね。
なお5月7日、8日とトルコリラは少し値を戻しています。
トルコリラは、いったいどこまで下落するのでしょうか。