経済的自由への道blog

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含み損でも心が折れない!高配当株で“お金の安心感”を得る方法

はじめに:乱高下する相場とメンタルの関係

最近の株式市場は乱高下が激しく、ちょっと目を離しただけで評価額が何万円も変動している…そんな状況が続いています。

投資は自己責任とはいえ、自分の資産が目減りしていくのを見るのはつらいものです。

特に「含み損」が膨らんでくると、不安や焦りから精神的にダメージを受けることも少なくありません。

しかし、そんな不安定な相場の中で、私が心の支えにしているのが「高配当株投資」です。

高配当株は、株価が下がっても配当金という“確かな収益”が得られるという特長があります。

この記事では、なぜ高配当株投資がメンタルを安定させるのか、その理由と具体的な方法をご紹介します。

※正確に表現するなら私自身は個別銘柄の「高配当株」ではなく、投資信託からでる「分配金」を受け取っていますが、この記事では「高配当株」で表現します。

 

含み損が精神的にキツい理由

「含み損」とは、保有している株式の時価が購入価格を下回っている状態のことです。

たとえば、100万円で買った株が80万円になっているようなケースですね。

この「含み損」は、見た目にはまだ確定していない損失ですが、心理的には大きなダメージになります。

・自分の投資判断は間違っていたのでは?という自己否定

・含み益だったときの喜びからの落差

・SNSやニュースで他人と比べてしまう

さらに、下落が続くと「いっそ売ってしまおうか…」という衝動が強くなります。

そしてその衝動に流されて損切りすると、また次も不安になり…という損切りループにハマってしまう危険もあります。

 

高配当株がくれる“安心感”の正体

そんな不安定な相場の中でも、配当金は変わらず振り込まれます。

株価が一時的に下がっていても、企業の業績が安定していれば、定期的にお金が入ってくる。

この仕組みがメンタルの安定に大きく寄与してくれるのです。

たとえば、利回り5%の高配当株に100万円を投資していれば、年間で5万円の配当金が得られます。

月あたりにすれば約4,000円。

これは「ATMからお金が出てくる」のと同じような安心感をもたらしてくれます。

資産が増える喜びではなく、お金が流れ込んでくる仕組みを持っていること自体が、心に余裕を生み出してくれるのです。

 

実際に安心感を得た3つの瞬間

ここでは、実際に私が「高配当株を持っていてよかった」と感じた具体的なエピソードをご紹介します。

① 暴落相場で、口座に配当金が振り込まれた瞬間

2025年現在、トランプ関税により日経平均をはじめNYダウ、S&P500、そして全世界株式も含め株式市場は下落し多くの銘柄が含み損もしくは評価益を大きく減らしてます。

長期投資前提なので、あまり気にはしていませんが気分の良いものでは有りません。

そんな中でも配当金は支払われました。

「今は含み損だけど、この資産はちゃんと働いてくれてる」 そう思えた瞬間、配当金狙いの投資ってアリだなと感じました。

② 配当が一定水準の金額を超えた月

毎月のように入る配当金を積み上げていった結果、ある月には一定水準を超える月が出てきます。

私の場合は月々の小遣いを超えた月でした。

「生活の一部が投資でカバーされてる」と感じられると、将来への不安が少し和らぎました。

③ 周囲が慌てて売る中、冷静でいられた

株価が大きく下がったとき、周りが「一旦現金化しようかな」「含み損が〇〇円」と動揺していたのに対し、私は「配当があるし、むしろ買い増しかも」と考えることができました。

精神的に余裕があることで、逆張りの判断も冷静に下せるようになったと思います。

 

高配当株投資で“心の余裕”を作るコツ

とはいえ、高配当株投資にも注意点はあります。

以下のポイントを意識することで、より安定した投資と精神状態を保てます。

利回りだけを追わない

異常に高い利回り(8〜10%)には罠があることも。

減配リスクも高いです。

業種・銘柄を分散する

銀行・通信・インフラ・商社などバランスよく保有しましょう。

増配実績を見る

毎年のように増配している企業は財務基盤がしっかりしています。

例:三菱HCキャピタル、KDDI、日本電信電話(NTT)など

“持ち続けられるか”を基準に選ぶ

株価が下がっても「これなら安心」と思える銘柄を選ぶのが重要です。

 

ちなみに私は特定企業に投資するよりも高配当株をメインにした投資信託を購入すればバランスもとれ長期的に保有しても問題ないと考えています。

 

まとめ:価格より“キャッシュフロー”を意識する

高配当株投資の魅力は、評価額の増減以上に「お金が流れ込んでくる仕組み」を手に入れられることです。

たとえ一時的に含み損があっても、安定した配当があれば心に余裕が生まれ、焦らずに投資を続けていくことができます。

価格ではなく「キャッシュフロー」に目を向ける。

これが、乱高下する株式市場でも心を折らずにいられる、私なりの投資スタイルです。 

 

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