経済的自由への道blog

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特別分配金でも焦る必要無し!タコ足配当とは限らない

先日の投資信託分配金が特別分配金だったと書きました。

特別分配金は非課税なので、一見資産の取崩しに思えますが実はそうとは限りません。

資産の取り崩し=元本払戻し=たこ足配当

とイメージしそうですが、実はちょっと違いますので、今日はそのあたりについて書いていきます。

タコ足配当とは?

タコって美味しいですよね。

たこ焼きはもちろん美味しいし、刺身で食べても美味い!

ってタコについて語る場では無いですね。

タコってお腹が減ると自分の足を食べるようです。タコつぼなどの狭いところに閉じ込められたストレスでヒステリーを起こして自分の足を食べるって説もあるようですが。

 

用は自分の身を食べるってことから証券業界では「実際には配当に必要な利益が出ていないにも関わらず、無理に配当を行う」ことを意味します。

保有資産売却であったり、積立金を取り崩したりして自社の資産を食いつぶして配当を行います。

投資信託にあっては「投資元本を取り崩す(払い戻す)」ことを指します。

 

タコ足配当の何が悪いのかと言うと、利益では無く投資元本を分配金の形で還元しているので、自分のお金を分割して貰っているにすぎません。

利益が出ている訳では無いのです。

 

普通分配金と特別分配金とは?

次に普通分配金と特別分配金について説明します。

これは野村アセットマネジメントにある図がメチャクチャ分かり易かったのでお借りして説明します。

分配金は2種類あるの? | しっかり考えたい。分配金のこと。 | お金を育てる研究所

普通分配金

分配後の基準価格が投資家の購入価格より高い場合は普通分配金にまります。

分配金を受け取って基準価格が下がっても元より高いので利益ですよねってことで課税対象になります。

 

特別分配金

分配前の基準価格が投資家の購入価格より低い場合は特別分配金となります。

分配金を受け取る前から資産がマイナスであり、分配金受取後の基準価格が更に下がったので、これは単純に元本の払い出しに過ぎないだろうとして非課税になります。

あとで詳細説明しますが、実際は投資信託内での利益であっても非課税扱いとなります。

 

普通分配金と特別分配金の重複

図では例2となって説明の順番が変わりますが、この順番が分かり易いとして入れ替えました。

分配前の基準価格が投資家の購入価格より高かったが、分配金受取後の基準価格は購入価格を下回った場合です。

先の例の組み合わせで、購入価格より高い部分は普通分配金として課税対象、購入価格より低くなった部分については特別分配金として非課税となります。

 

特別分配金=たこ足配当(元本の取り崩し)では無い

上記の図を見ると結局、特別分配金は元本が戻ってきているだけでタコ足配当に思えますが違います。

これは投資信託の仕組み上そうなってしまいます。

投資信託は株や債券などに投資しその利益を投資家に分配します。

株や債券で得た利益(配当や値上がり益)は別にストックされること無く、基準価格に一旦反映、含まれます。

したがって分配金が支払わるという事は、その金額相当分、基準価格が下がります。

 

分配金が何から支払われているのか確認をすべき

普通分配金だろうが特別分配金だろうが何を原資に支払われているかは知っておくべきだと思います。

(単純に基準価格も上昇し分配金も出ているならあまり気にすることは無いかもですが)

ではどこを見れば分配金原資を見れば分かるのか。

一番は運用報告書になるのですが、一見分かりにくいです。

ですので私は交付目論見書とニュースリリースをお薦めします。

まず交付目論見書には分配方針が書かれています。

以下はSBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)の交付目論見書の分配方針です。

分配対象額の範囲は配当等収益と売買益、、、、となっています。

これと運用会社等から発信されるニュースリリースを確認します。

当ファンドはSBIホールディングスのHP(SBIグローバルアセットマネジメント発表)で確認できます。

「分配金はファンドの元本及び値上がり益から支払われるものではない」ときっちり書かれています。

したがって投資家によっては特別分配金であってもタコ足配当では無いという事です。

 

特別分配金のメリット

特別分配金が投資元本の払い出しではない事が確認できたら安心です。

それでいて非課税なので基準価格が元本下回っていること以外特に問題ありません。

いずれ基準価格が上がる事に期待しましょう。

それともう一つメリットもあります。

それは購入価格(元本)が下がることです。

元本払戻しと見なされることで購入価格が見直されます。

ですが購入口数は変わりません。メリットと言うと大げさですが、次からは見直された価格を基準に特別分配金か判断されます。

ちなみにNISAで購入した投資信託は非課税になるので特別分配金で受け取るとNISAのメリットを受けれていないことになりますので。

 

まとめ

今回は普通分配金と特別分配金、分配金の原資について調べてみました。

最初はなかなか難解な話かと思いましたが紐解けば仕組み上の話だと理解できるのではないでしょうか。

ただ毎月分配型のファンドなどで元本払戻しを行っているだけで利回りを高く見せている場合には要注意ですね。

それがタコ足配当ですから。

 

まとめとしてタイトルに戻るのですが特別分配金だからと言って焦る必要は無いです。

その分配金が何から出ているのは確認しましょうってことになります。

 

結局は基準価格も上昇、分配金も支払われているファンドなら何も問題ないですが。

 

では本日はこの辺で。

今回も当ブログに訪れていただきありがとうございます。

 

2月1週目ブログ投稿クリアです。