昨日メキシコペソ/円が1年4ヵ月ぶりに6円台に乗せてきたと書いた。
その直後、というか記事を書いてる間にメキシコペソは下落していた。
そして現在はあっというまに5.9円程度まで下落している。
ほぼ元の位置まで戻った形だ。
以前までの裁量トレードをやっていたら、間違いなく6円台に乗った時点で本格的な上昇と判断して(前回高値の5.98を超えてきたので)買いでポジションを取っていたと思う。
しかし今はシステムトレードを重視しているので、検討すべきでとどまった。
とどまる事ができた。
まぁ現在私が行っているメキシコペソ運用はスワップポイントを再投資する積立運用なので、すぐさまトレードすることは無かったのだが。
もうひとつ、昨日の記事で米ドルに引っ張られての上昇と書いたが、現時点で米ドルは一旦下落したものの、再度112円を試す水準まで上昇している。
メキシコペソの下落と米ドルの上値での攻防が連動していない。
改めてFXと裁量トレードが難しいこと痛感させられた1日だった。
今日は野村證券のメキシコペソ相場予想を紹介します。
野村證券の向う1年間の予想は5.7~6.1円です。
2020年2月17日時点の予想です。
野村証券の予想は口座開設しなくてもHPのマーケットアウトルックで誰でも閲覧することが出来ます。
前日6円台まで乗せたメキシコペソ円相場は野村證券相場予想の上限近くだった。
やはりプロの相場展望は見ておくべきだと思う。
特に短期や中期間のトレードは参考にできる。
ただ各社色々の予想があるので鵜呑みにするのではなく、あくまで参考程度にすべきだと考える。
また長期運用では一度のミスが大きな痛手となる。
長期運用を目的にしているなら超がつくくらい安全設定をしなければならない。
そして上昇したからといって安易に飛びつくと大火傷を負いかねない。
裁量トレードでの予想の難しさと長期運用での安全設定を考えることが出来た1日でした。