「夢の配当金生活」
めちゃくちゃ憧れるワードですよね。
私の基本方針は「インデックス投資で資産を育てる」ですが、配当金(分配金)も欲しさに2024年の新NISA開始以降は配当金狙いの投資も始めました。
今日は夢の配当金生活に向けた第一歩は「個別高配当株」か「投資信託」のどちらが良いのか?正解はあるのか?
メリット・デメリットについて掘り下げていきます。
- はじめに
- 高配当投資とは?基本の考え方
- 個別株で高配当投資をするメリット・デメリット
- 投資信託で高配当投資をするメリット・デメリット
- 個別株と投資信託の比較表
- 初心者が選ぶべきはどっち?
- まとめ
- 【参考】おススメ書籍
はじめに
高配当投資は、安定的に配当金を受け取りながら資産を増やせる方法として人気です。
しかし、初心者の多くが悩むのが「個別株と投資信託のどちらで始めるべきか」という点。
どちらにもメリットとデメリットがあり、正しい選び方をしないとリスクだけを抱えてしまう可能性があります。
この記事では、個別株と投資信託を徹底比較し、初心者が選ぶべき道をわかりやすく解説します。
高配当投資とは?基本の考え方
高配当株投資の仕組み
高配当株投資とは、配当金の支払いが多い企業やファンドに投資し、定期的に配当を受け取る投資方法です。
株価の値上がり益(キャピタルゲイン)だけでなく、配当金(インカムゲイン)で安定収入を得られるのが特徴です。
配当利回りとトータルリターンの関係
配当利回りは「年間配当金 ÷ 株価 × 100」で計算します。
高配当を狙いすぎると株価下落リスクが高まり、結果的にトータルリターンが下がることもあります。
そのため、配当+値上がり益のバランスが大切です。
高配当投資が向いている投資家タイプ
・安定したキャッシュフローを求める人
・長期投資でじっくり資産形成をしたい人
・株価の短期的な値動きにあまり左右されない人
個別株で高配当投資をするメリット・デメリット
【メリット】
・銘柄を自由に選べる
高配当銘柄や成長性のある企業を、自分で選んで集中投資できます。
・配当利回りを高く狙える
選定次第では、年5%以上の配当を得られることも可能です。
・株主優待の恩恵も
日本株なら配当と優待を両方受け取れるケースもあります。
【デメリット】
・知識と時間が必要
財務状況や業績、減配リスクを分析するスキルが求められます。
・値下がりリスクが高い
個別銘柄に集中するため、企業不振で株価が大きく下落する可能性も。
・分散が難しい
少額投資だと分散がしづらく、リスクが偏ります。
投資信託で高配当投資をするメリット・デメリット
【メリット】
・プロが運用
ファンドマネージャーが銘柄選定・入れ替えを行ってくれるため、初心者でも安心。
・分散投資が容易
1本の投資信託で数十〜数百銘柄に分散でき、リスクを抑えられます。
・少額から始めやすい
100円〜1,000円程度から投資可能で、積立設定も簡単です。
【デメリット】
・信託報酬などのコスト
運用管理費用が発生し、長期ではリターンに影響する場合があります。
・配当利回りはやや低め
個別株と比べると平均利回りは低い傾向。
・運用方針はファンド次第
投資先や配当政策は運用会社の判断に依存します。
個別株と投資信託の比較表
項目 | 個別株 | 投資信託 |
---|---|---|
配当利回り | 高め(3〜6%) | 中程度(2〜4%) |
リスク | 高い(企業依存) | 低〜中(分散効果あり) |
手間 | 高い(銘柄分析が必要) | 低い(運用はおまかせ) |
コスト | 売買手数料 | 信託報酬など運用コスト |
分散効果 | 低い | 高い |
初心者向け度 | △ | ◎ |
初心者が選ぶべきはどっち?
結論から言うと、初心者は投資信託から始めるのがおすすめです。
理由は以下の通り
1.少額から始められ、分散が効く
2.銘柄選びや管理の手間がない
3.長期保有による安定的な配当・分配金が期待できる
投資経験を積んでから、個別株で高配当投資に挑戦すれば、より高いリターンを狙えるようになります。
まとめ
・個別株は高配当を狙いやすいが、リスクも高く手間がかかる
・投資信託は配当はやや低めだが、分散と管理のしやすさで初心者向け
・まずは投資信託で基礎を作り、経験を積んでから個別株へステップアップするのが王道
以上、高配当投資は個別株か投資信託かでした。
ちなみに私は個別株選定に自信ありませんので「投資信託」です。
本日も当ブログに訪れて頂きありがとうございます。
【参考】おススメ書籍