経済的自由への道blog

「収入」「支出」「資産運用」をテーマに経済的自由を目指しているブログです。

国内ETF3本で毎月分配金ポートフォリオを組んでみた。

f:id:roadtofinancialfreedom:20210203102927j:plain

 

夢の配当金生活を目指して

『やっぱり配当金が欲しい!!』

と思い毎月分配金が貰えるポートフォリオを構築しました。

キャピタルゲイン(値上がり益)を目指してS&P500連動の投資信託を積立NISAで行っていますが、物足りない。

将来的には一番有望な投資法かもしれませんが、やっぱり少しでも配当金(インカムゲイン)が欲しいです。

 

毎月分配金ポートフォリオは何で構成すべきか?

1.国内高配当個別株

配当金といえば高配当株が真っ先に思いつきますが、国内の個別株はリスクが高いです。

現在有名な高配当株は「JT(2914)」があります。

配当利回りは7.0~7.5%と高配当ですが株価が下落しています。

f:id:roadtofinancialfreedom:20210202173900j:plain

もちろんETFだろうが、インデックス投資だろうが下落リスクはあります。

ですが個別株は減配リスクや極端にいえば倒産リスクもあります。

個別株は長期間においてリスクが高すぎるので投資対象としてはNGとします。

 

2.米国高配当株、米国ETF

今流行りの米国高配当株や米国ETFについて考えていきます。

結論からいうと非常に魅力的でかつ高配当が期待できるのですが個人的には敬遠しています。

理由は

①ある程度の金額を購入しないと手数料負けになる。(無料も有ります)

②円からドルに換えるために、為替手数料がかかる。

③外国税と国内税の二重課税で手取りが減る。

以上から投資対象としては外します。NG

(あくまで現時点での毎月分配金ポートフォリオの対象から外すだけで非常に魅力的な投資対象であることは間違いありません)

 

3.毎月分配金型投資信託

毎月分配金型の投資信託は「無し」です。

金融リテラシーの高い方は即答できると思いますが、毎月分配金型の投資信託はいわゆる「たこ足配当」です。

配当金を出すたびに基準価格が下がっていく投資信託が殆どです。NG

f:id:roadtofinancialfreedom:20210202182214p:plain

4.国内ETF

残ったのが国内ETFです。

ちょっと国内ETFありきの考察だったかも知れませんが・・・

では、国内ETFのメリットはと何かというと

①国内証券会社で買えば一定金額まで手数料無料で購入可能

②個別株投資ではないので倒産リスクは無い(上場廃止リスクと減配リスクは有る)

③国内ETFなので為替リスクがない

④銘柄によっては購入代金が安いのでハードルが低くドルコスト平均法などの投資法が使用可能

 というわけで国内ETFで毎月分配金ポートフォリオを構築したいと思います。

OK

 

国内ETFの銘柄は何を選ぶべきか?

ここからは毎月分配金ポートフォリオを国内ETFで組む場合の銘柄選定について考えていきます。

ちなみにJ-REITだけで組む毎月分配金ポートフォリオは以下の記事で考察していますので、参考にして下さい。

 

www.economic-freedom02.com

 

毎月分配金ポートフォリオで組み場合に参考したい資産が下記の資産クラスになります。

f:id:roadtofinancialfreedom:20210127230811j:plain

この中で配当向きの資産は

・国内REIT

・先進国REIT

・ハイイールド債権

になります。

国内株式、先進国株式、新興国株式は其々の配当比率はそれほど高くありません。

国内高配当株に特化するETFは「日本株高配当70(1499)」、「日経平均高配当50(1489)」等がありますが、価格はいづれも下落傾向です。

先進国株式と新興国株式で利回りの良いETFは無いのが現状です。

あえて挙げるなら「MSCI新興国株ETF(1658)」ぐらいで配当利回りが2.53%程度です。

 

ハイイールド債権ETF

まずハイイールド債権のETFを考えます。

ハイイールド債権ETFのおすすめは「ハイイールド社債(1497)」になります。

 

f:id:roadtofinancialfreedom:20210202203432j:plain

 

最低買い付け価格が低く分配金利回りも4.29%と割合高いです。

価格もコロナショックから回復して以前の水準に戻っていますし、比較的安定した価格を推移しています。

信託報酬が0.638%と高いのがネックです。

配当月:1、4、7、10月

 

先進国REIT

次に先進国REITを考えていきます。

先進国REITのETFは「米国REIT(1659)」か「S&P先進国REIT指数(2515)」の2種類です。

資産クラスを同等にするには「先進国指数」を選択します。

f:id:roadtofinancialfreedom:20210202204256j:plain

価格はコロナショック直前の価格には戻っていませんが、3~4年前の水準には戻っています。

信託報酬も0.187%と低く最低買い付け金額も9,190円と安い価格です。

分配利回りは2.9%と少し低くなるのがマイナスポイントです。

配当月:3、6、9、12月

 

www.economic-freedom02.com

 

 

国内REIT

最後に国内REITを考えていきます。

上記2種類のETF配当月で残っているのが2、5、8、11月です。

J-REITのETFはたくさんありますが、それほど違いが無いので信託報酬と最低買い付け価格から次のETFを選択しました。

f:id:roadtofinancialfreedom:20210202205828j:plain

信託報酬は0.176%と低く最低買付金額も1,903円と安いのでドルコスト法などで購入可能です。

配当月:2、5、8、11月

 

毎月分配金シュミレーション

上記3種類のETF購入時のシュミレーションをします。

まずは各ETFを最低買付価格で購入した場合です。

f:id:roadtofinancialfreedom:20210202212110j:plain

購入価格:13,443円

分配金:440円

分配利回り:3.27%

 

次に各ETFを1万円分(計30,000円)購入した場合のシュミレーションです。

f:id:roadtofinancialfreedom:20210202213232j:plain

購入価格:28,105円

分配金:1,031円

分配利回り:3.66%

 

夢の分配金生活 必要金額は

f:id:roadtofinancialfreedom:20210202214823j:plain

月10,000円の分配金に必要な金額は約330万円

月100、000円の分配金に必要な金額は約3,270万円

 

夢の分配金生活への道のりは長いですね。

「千里の道も一歩から!」

こつこつ頑張りましょう。

 

国内ETF,REITの購入は「SBI証券」がおすすめです。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

SBI証券