経済的自由への道blog

「収入」「支出」「資産運用」をテーマに経済的自由を目指しているブログです。

【2025年7月】最新版の老後2人の生活費と年金受給額を調べたら全然足りない現実があった

皆さんこんばんは。

ちょっと時間的余裕が生まれて昔買った投資経済関連本を再度読み直している筆者です。

それで資産運用の目的は何か?について今一度考えていました。

それで最新版の資料から「老後」について考えてみました。

あくまで「老後」なので年金受給前提です。

「FIRE」に必要な額では無いのでご注意ください。

前段にも書きましたが、当ブログは「経済的自由」を目指すために始めたブログです。

目的を「老後」とした場合、いったいいくらあればゴールなのか?知らべてみましたの、良ければ最後までお付き合い下さい。

 

最新データによると、夫婦2人の老後の生活費と年金受給額は以下の通りです。

夫婦2人の老後の生活費

最低日常生活費:月額約 23.2万円(生命保険文化センター 令和4年度調査)

・ゆとりある生活(余裕を持った暮らし):月額約 37.9万円

・総務省 家計収支報告(2024年)では、65歳以上の夫婦のみ無職世帯の支出が月額約 28.25万円(消費支出25.09万円含む)

→ 生活に最低限必要な額はまず月23万円

→ ゆとりある暮らしには月額38万円前後が目安になります。

 

 夫婦2人の月々の年金支給額(公的年金)

・日本年金機構による「令和6年度」の標準的な夫婦2人分年金額は月額 約23.0万円

・ケース別では

 ・ 夫婦とも会社員の場合:約 27.65万円/月

 ・夫が会社員、妻が専業主婦の場合:約 22.24万円/月

 

差額(生活費−年金)

・最低基準(23.2万円 − 約23万円)=ほぼプラマイゼロ

 ※ただし、医療費や消費の増加には対応できません。

・現実的モデルでは: 支出約 28.3万円 − 年金約 23.0万円 = 月5万円の赤字

・ゆとりある生活ではさらに差が広がり: 支出37.9万円 − 年金23.0万円 = 月約15万円の不足

 

まとめ:老後夫婦2人の資金バランス

・ 最低限の生活費 23万円

・実データに基づく支出体型  28.3万円

・ゆとりある生活費 37.9万円

・夫婦の標準年金収入 23万円

最低ラインでは年金でぎりぎりカバーできるが、 実際には生活費が高く、赤字が出る世帯が多数。

安心した老後を送るには、月数万円〜15万円の追加資金が必要。

 

さいごに

ゆとりある生活費が約38万円??

(これだけ稼いでいる現役世代がどれほどいるの?)

毎月15万円の不足で12ヵ月分で180万円

老後20年間で3,600万円!?

とんでもない金額になりました。

 

最適基準なら何とか年金プラスαがあれば足りる。

 

実データに基づく28万円なら毎月5万円の不足。

年間60万円の20年間で1,200万円。

 

なんか調べたら悲しくなりますね。

まずは1,200万円、次は3,600万円が資産形成の目標値でしょうか。

結局老後2,000万円問題からあまり変わってないような気がします。