経済的自由への道blog

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日経平均高値更新、緊急事態宣言解除後の材料は?

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5月25日の日経平均株価は前日比353円高の20,741円まで上がりました。

緊急事態宣言解除の見通しで経済活動再開への期待から上がっています。

 

緊急事態宣言解除後の材料は?

今後株価が上昇を続ける材料として何があるのか考えると

1、コロナウイルスの特効薬が出来る

2、企業の収益が思ったより悪くなかった

3、経済指標なんか関係なく官製相場と金融緩和で上昇

 

①についてはさまざまな薬の情報が出ていますので、特段株価に影響しないと思っています。

開発した製薬会社関連の株価は上昇するでしょうが、日経平均への付与率は高くないのでは。

 

②の企業の収益についてですが、悪い指標はどんどん出ていますので、ネガティブニュースへの反応は小さくポジティブニュースへの反応は若干は高いと思いますが、ここ数週間では特に日経平均への影響は無かったと感じます。

 

結局は③の経済指標なんか関係ないのが、現在の株式相場なのでは無いでしょうか。

GDPの下方修正や失業率が上昇など悪いニュースなんて関係なしに上昇しています。

ファンダメンタル重視の投資が機能していない証拠です。

ただただ期待感と日銀の買い支えで上昇しています。

 

 

海外投資家は売り越し、個人投資家は大幅買い越し

東証の発表した5月第2週の売買状況は海外投資家が1296億円の売り越し、個人投資家が1882億円の買い越しになっています。

個人投資家が大幅買い越しです。

以前は海外投資家の動向で日経平均株価が左右されていました。

個人投資家の値ごろ感が高いと感じる価格まであがるかもしれません。

 

コロナ第2波で再度活動停止になれば大幅下落は避けられない。

ここまで活動再開への期待感で上がった相場なので、もしコロナの第2波が発生し再度緊急事態宣言発令ともなれば、前回安値を超える下落が来るのではないでしょうか。

個人的にもこれ以上の経済活動停止と再度の自粛は精神衛生上悪いので回避して欲しいところです。

 

 

ここから更に日経平均株価が21,000を超えて上昇する材料が全く読めない個人投資家の意見でした。