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【徹底解説】GMOクリック証券のイギリス100とは

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GMOクリック証券CFDイギリス100とは

  •  対象原資産はFTSE100

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イギリス100の参照資産はGMOクリック証券のHPでFTSE100となっています。

FTSE100種総合株価指数(FTSE100Index、フッツィー)は、ロンドン証券取引所(LSE)における株価指数。LSEに上場する銘柄のうち時価総額上位100銘柄で構成される、時価総額加重平均型株価指数である。この100銘柄で、LSE上場企業の時価総額の約8割を占める。算出はLSEの子会社であるFTSEグループが行っている。旧植民地やアメリカ合衆国など、イギリス国外での売上高の比重が高い企業が多く、イギリスに拠点を置くグローバル企業指数としての性格を有する    

  • 指数の推移

 

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FTSE100指数は、2008年のリーマンショックにより、2009年に3,830ポイントまで下落しましたが、その後堅調に上昇しており、ここ数年は7,000から7,800ポイント前後を行き来しています。

ちなみに過去最大の暴落は1973年~1974年のオイルショックの時で1972年終値464から1974年終値142まで約70%近く下落しています。

 

  • 構成銘柄

FTSE100には、世界的にも影響力が大きい大企業が数多く名前を連ねています。

エネルギーのロイヤルダッチシェル

コカコーラ

保険のプルデンシャル

小売のテスコ

携帯電話のボーダフォン

HSBCホールディングス

ファッションブランドのバーバリー

石油のBP

自動車、航空機エンジンなどのロールスロイス社

などが銘柄としてあります。

これらの企業の時価総額は、英国全上場企業の80%に達する規模となっています。
業種別でいうと、金融が22%でトップ、消費財が16.5%、石油、ガスが15.6%、消費者サービス、ヘルスケアが10.6%で続いています。

  • FTSE100の特徴

FTSE100は、イギリスの株価指数ですが構成銘柄は世界的な企業が多いので、イギリスの経済より世界規模の経済状況に影響される指数だといえます。

  • 配当

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2019年度実績で3,468円です。なおGMOクリック証券は配当ではなく価格調整額になります

  • EU離脱の影響

英国がEUの政策から外れることで、国益を第一に考えた金融政策や財政政策をとることが可能ですし、これらの政策を自由に発動することができます。

また、FTSE100を構成している銘柄は、イギリスの企業というよりも世界的企業といえます。また、構成している100社には、業績の良い会社が入り、逆に悪い会社は外れるといった循環の仕組みを取っています。

以上の点を考慮しても、余程のことがない限り株価の暴落といったことは考えにくく、投資家への影響は限定的と思われます。

  • 長期運用のポイント

FTSE100は、NYダウと比較すると、株価指数が著しく伸びているわけではないですが、レンジ相場で差益を取りながら配当金を貰う。溜まった資金でさらに複利運用をしていくやりかたが向いていると思います。

また先進国なので、長期的に運用すれば、緩やかに上昇していくと思っています。