GMOクリック証券で運用中の株価指数「イギリス100」の価格調整額が12月17日に反映されました。
2020年12月の価格調整額
今回の価格調整額は712円です。
最低必要証拠金が9,005円なので、12月分の価格調整額に限れば
8.01%の配当です。
過去の価格調整額
過去の12月平均が850円ですので、今回は少なくなっています。
2020年は全ての回で昨年より少ない価格調整額となってしまいました。
特に3、6月の低調ぶりが際立っています。
2020年全体として2019年に比べて66.6%と大幅に減額しました。
それでも9月、12月は前年比85.2%、92.7%と復調の兆しが見えています。
2021年は平均並みの価格調整額を期待します。
価格調整額とは?
価格調整額とは何?配当とは違うのか?という方に説明します。
まず基本的に価格調整額は配当とは異なります。
したがって必ずプラスとなる訳では有りません。
CFDは参照原資産があり、イギリス100は「FTSE100先物」を対象としています。
「FTSE100先物」には、限月と呼ばれる期限あり、期限切れになる前に先の期限である「FTSE100先物」に対象が変わります。
期限が直近の先物と期限が先の先物には価格差があるので、その差を「価格調整額」として口座に反映することで、「イギリス100」を決済しないで引き続き保有が可能となります。
今回(12月期)で説明すると
MID期近(直近の先物価格) 6,558.9円
MID期先(次の期日の先物価格)6508.0円
差額50.9✕コンバージョンレート(為替140.04)=7,128円
イギリス100の1枚当りレバレッジは10倍なので、7,128÷10=712円
したがって買いで保有なら1枚当り712円が価格調整額として口座に反映されます。
売りで保有していれば▲712円が口座に反映されます。
そしてイギリス100の価格は期先の価格を参照資産として移行します。
過去イギリス100は価格調整額はプラスで推移しています。
本来は価格調整額と配当は異なるのですが、個人的には同じと捉えて問題ないと思っています。
イギリス100で積立投資で年利8%超えを狙う
過去の記事でイギリス100の利回りについて考察しています。
宜しければ読んでみて下さい。
最後まで読んで頂き有難うございます。