GMOクリック証券で運用中の株価指数「イギリス100」の価格調整額が9月17日に反映されました。
2020年9月の価格調整額
今回の価格調整額は421円です。
最低必要証拠金が8,050円なので、9月分の価格調整額に限れば5.23%の配当です。
過去の価格調整額
過去の9月平均が542円ですので、今回は少なくなっています。
2020年は過去より少ない価格調整額で推移しています。
価格調整額とは?
価格調整額とは何?配当とは違うのか?という方に説明します。
まず基本的に価格調整額は配当とは違います。
したがって必ずプラスとなる訳では有りません。
CFDは参照原資産があり、イギリス100は「FTSE100先物」を対象としています。
「FTSE100先物」には、限月と呼ばれる期限あり、期限切れになる前に先の期限である「FTSE100先物」に対象が変わります。
期限が直近の先物と期限が先の先物には価格差があるので、その差を「価格調整額」として口座に反映することで、「イギリス100」を決済しないで引き続き保有が可能となります。
今回(9月期)で説明すると
MID期近(直近の先物価格) 6,047.0円
MID期先(次の期日の先物価格)6,015.9円
差額31.1✕コンバージョンレート(為替)=4219.6円
イギリス100の1枚当りレバレッジは10倍なので、4,219÷10=421円
したがって買いで保有なら1枚当り421円が価格調整額として口座に反映されます。
売りで保有していれば▲421円が口座に反映されます。
(そのぶんイギリス100の価格も421円分下落します)
過去イギリス100は価格調整額はプラスで推移しています。
本来は価格調整額と配当は異なるのですが、個人的には同じと捉えて問題ないと思っています。
イギリス100で積立投資で年利8%超えを狙う
過去も記事でイギリス100の利回りについて考察しています。
宜しければ読んでみて下さい。