世界中の株価、為替相場がトランプ劇場によって乱高下。
稀にみる激しい相場展開でしたね。
結果週末の主要株価、為替相場といえば
・日経平均株価 33,586円
2025年最高値40,288円より▲6,702円(▲16.6%)
・NYダウ 40,212ドル
2025年最高値45,054ドルより▲4,842ドル(▲10.7%)
・S&P500指数 5,363ポイント
2025年最高値6,147ポイントより▲784ポイント(▲12.7%)
・米ドル円 143.51円/ドル
2025年最安値 158.87円より▲15.36円の円高ドル安
となかなかの下落具合。
これがアメリカの大統領とはいえ、天災や未知のウイルスでもなくリーマンショックなどの大企業倒産でもなく一人の発言によってですから。
見方を変えれば関税と言うなの戦争に近い状態かもですね。
特に今週は下がったり上がったりの展開で、ニュースでは史上〇番目の下落、上昇が目立ち、投資関連Youtubeでは今がバーゲンセールだみたいな動画が溢れ返っていました。
では、私はというと、特に何もしていません。
毎月の積立投資を淡々と設定のままにしていただけです。
以前にも記事で書きましたが、これくらいの値動き結構ありますよ。
ざっと思い返すだけでも
2020年 コロナショック
2015年 チャイナショック
2011年 東日本大震災
2008年 リーマンショック
2001年 アメリカ同時多発テロ
このくらい大きな値動きがあったことを思い返せます。
で、私が言いたいのは、この程度で右往左往、狼狽えるのは長期投資を前提に始めたのを忘れたのですか?ってことです。
あと、資産ってきれいな下記のような放物線を描いて増えていくと思ってませんか?ってことです。
実際の資産推移はギザギザであり、一気に増えることも有れば急激に減る事もあります。
それがリスク資産である株式市場なのです。
ちょっと偉そうに言いましたが、私も前のコロナショック時にはFXもやっていたんで損切したりして結構狼狽えていました。
FXは株式や投資信託の現物投資と異なりレバレッジをかけて取引していたので、放っておくとロスカットになり全財産が消滅、最悪借金になる可能性もあったので。
その点インデックス投資は株価、指数がゼロになることは無くレバレッジも掛けていないので借金になる事は無いです。
そもそも長期で運用すればプラスになる確率が極めて高いと判断して始めた投資です。
極端に言えば放っておいて、気絶しておいても良いのです。
付け加えるならドルコスト平均法の強みが活かされる場面なのです。
とはいっても昨年2024年度から新NISAは始めた方にとっては初めての大幅下落で右往左往、狼狽えるのも分かります。
きっと「思ってたのと違う」ってことかと。
私自身もこんなことが早々に来るとは思っていなかったので、ちょっと失敗した部分もあります。
そもそも予想しても当たりませんが。
それはSCHDを年初一括投資したことです。
今年度途中までは順調に推移していたSCHDも現在は大幅下落で含み損真っ只中です。
でも後悔はしていません。
年初一括投資の方が利益が高くなるデータを用いて自分なりに納得して購入した結果です。
今年は分散投資に軍配が上がっただけに過ぎません。
まだ今年の結果がでた訳では無いですが。
自分の勘を信じるのか、過去のデータを信じるのか、はたまた成行に任せるのかは自分次第です。
例え暴落で怖くなって売ってしまっても、それが正解か不正解かは分かりません。
まだまだ下落するなら正解でしょうし、早い段階で値を戻したら不正解ですし。
ただ言えるのは「長期・分散・積立」で始めた人にとっては良い経験になったのではないでしょうか。
いろいろ偉そうに書きましたが、結局は投資は自己責任です。
自分の想定範囲なら慌てることはないですし、想定を超えてしまっていたら一旦撤退するも良いでしょう。
この時点から今後どうなるのかを再度判断すれば良いだけです。
最後にもう一度書きます。
長期積立投資でも、上記のようなグラフにはなりません!!
それではこのへんで。
将来からみれば「そんな時もあったね」と笑えるぐらいになっていたいと思い締めたいとも思います。
最後までお付き合いくださいありがとうございました。