本日6月10日の日経平均株価は前日比33円高の23,124円で終わりました。
開始直後は22,939円と23,000円割れで始まったのですが、1日通してほぼ上昇相場で終値では前日比プラスでした。
今日の動きを見ると非常に底堅い動きに見えます。
先日6月9日にS&P社の格付け見通しが引き下げられました。
《S&Pグローバル・レーティングは日本のソブリン格付け見通しを「安定的」に引き下げた。これまでは「ポジティブ(強含み)」だった。長期ソブリン格付け「A+」と短期の「A1」は据え置いた。》
また発表資料の中で
《新型コロナウイルスの感染拡大により、日本の財政安定化は後退したが、今後 2-3年で経済が回復 するのに伴い再び軌道に乗ると考えている。》
となっています。
今回、見通しは引き下げられたものの内容的には悲観する内容では無かったです。
しかしちょっと下落の兆候が出始めたのかと感じる点もあります。
1、USD/JPYの為替相場が崩れてきた。
6月5日に109.85まで上昇していた為替相場が現在107.3円付近までドル安円高に動いています。
以前なら為替相場に釣られて、日経平均株価も上下していたのですが、現在は影響の度合いが低くなっていて、為替相場と株価はリンクしていないので、特に不安しすることでは無いのかも知れませんが、少し兆候的にはマイナス要素が出てきています。
2、日経平均先物も停滞からやや下落基調
日経平均先物の価格が6月5日につけた高値23,308円からやや下落基調になっています。
一見すると停滞で横這いに見えるのですが4時間足で見ると高値が下がってきています。
3、原油価格も下落基調
原油価格も8日につけた40.42から下落基調です。4時間足で見ると日経平均先物と同じように高値を下げています。
まだまだ揉み合っていると言った感じですが、少し調整局面に入ったような感じを受けています。
最後に先日「売り」から入ったCFDの日本225の状況です。
売りポジション 23,213円
現在値 22、933円
+280PiP
本日も最後まで読んで頂き有難うございます
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