経済的自由への道blog

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【長期投資】「新興国株式インデックスファンド」は投資しても良いのか?

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先日の記事で長期投資するなら

「全世界」

「新興国」

「アメリカ」

がお薦めという記事を書きました。

理由は『人口が増えれば株価が上がる単純な真実』からです。

 

www.economic-freedom02.com

 では、上記3タイプで今後一番上昇が期待できるのはどれか比較してみます。

 

世界の人口推計・増加率

人工推計

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詳細は

【長期投資】日本株より「全世界」「新興国」「アメリカ」をお薦めする理由 - 経済的自由への道blog

で書いていますので割愛させていただきますが、

今回は人口増加率で考えていきます。

 

 

人口増加率

全世界

2020年 7,758百万人

2030年 8,500百万人

2040年 9,157百万人

2050年 9,725百万人

 

新興国

2020年 6,491百万人

2030年 7,216百万人

2040年 7,869百万人

2050年 8,438百万人

 

米国

2020年 333百万人

2030年 355百万人

2040年 373百万人

2050年 388百万人

 

グラフで増加率を表します。

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2020年を100とした時2030年、2040年、2050年

全て「新興国」が人口上昇率で一番高いです。

 

人口増加が株価(経済)と比例するロジックを正解とするならば

「新興国」に投資するのが一番上昇する期待値が高いです。

 

新興国株式インデックスファンドを買うのが正解?

では「新興国株式インデックスファンド」を買えばいいのかというと違います。

それは現在販売されている「新興国株式インデックスファンド」の内容、構成比率が「中国」が高すぎます。

 

eMAXIS 新興国株式インデックス

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

信託報酬:0.2079%以内

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ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド

 信託報酬 0.196%程度

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SBI-SBI・新興国株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(新興国株式))

信託報酬:0.196%程度

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「シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティ ETF」の国別組入れ比率は残念ながら不明でしたが、組入れ銘柄を見ると中国、台湾系が比率が高いです。

 

 

新興国株式インデックスファンドは中国の比率が高い

新興国株式インデックスファンドは中国の組み入れ比率が30%を超えています。

中国の先に上げた世界人口推計を見てみますと

 

2020年 1,402百万人

2030年 1,415百万人

2040年 1,394百万人

2050年 1,348百万人

 

2030年を境に減少に転じます。

中国は一人っ子政策を行ってきました。

その影響が10年後以降に現れます。

 

結論

中国への比率の高い「新興国株式インデックスファンド」は

2030年頃までの投資対象として

「有り」

だが、

2040年・2050年と

超長期の投資は中国への比率が高いので

「無し」

と判断します。